PalmのMemosをNotebooks for iPhoneに移してみました。
以前はしち面倒くさい事しないと移せなかったのですが、現在のNotebooksのバージョンだとPalmのファイルが読めるようになっていて簡単に移せますね。
とは言え、幾つかの手順を踏まないと行けませんが。
一応、Macでの方法を記します。
[ 用意するもの ]
1.Palm Desktop
2.SyncDocs
3.TextEdit(純正のテキストエディットでOK)
[ 手順 ]
1.Palm DesktopでMemosを開き、任意のカテゴリーを選ぶ。
2.File(または「ファイル」)からExport(日本語版は「書き出し」?)を選ぶ。
3.Items(アイテム)から「xx Mmos in List」を選択。
Allではない方。xxはリストの項目数。
4.Format(フォーマット)から「Tab & Return」(タブ&リターン)を選択。
5.拡張子を「.palm」とした任意の名前を付けて保存する。
6.TextEdit(テキストエディット.app)にて、先ほど保存したファイルを開く。
7.半角の「ヲ」(もしくは、Paragraph Mark:Pが左右逆向いたマーク)を検索し、「|」(パイプ記号)で置換する。
8.テキストエンコードをUTF-8にして保存する。
テキストエディット.appでは環境設定で「開く/保存」の項で「自動」になっている保存時のテキストエンコーディングを変更しておく事。
9.SyncDocsを起動し、ファイルを選択する。
10.iPhoneにてWi-FiをONにし、Macと同じローカルネットワークに接続する。
11.Notebooks for iPhoneを起動。
12.入れたいBookの場所(通常TOP)に移動する。
13.「+」ボタンを押し、Import(SyncDocs)を選ぶ。
14.Mac側のSyncDocsが表示されたらタップして選択。
15.問題なければ、保存したファイル名をBookとし、その中にカテゴリー名のBookとMemosのファイルが保存される。
※MemoのタイトルがNoteのタイトルとなるのですが、Notebooksがタイトルに「/|\:*?”<>&+」を受け付けないので注意が必要です。
本文の方に入っている分には問題有りません。
以上。
2539個のMemoを転送する時間は約30秒。
流石に、iPhoneでの2539個のリスト表示には時間が掛かります。
但し、リストが表示された後の上下スクロールやNoteに入る時とNote内での作業はスムーズに行えます。
時間が掛かるのは2539個のリストを表示する時だけで、それは、
1.カテゴリーのBookの中に入り、Memoがリスト表示される時。
2,Memoを編集してMemoのリスト表示に戻る時。
この2つの操作時だけです。
この辺は、iPhoneのメモリーの量や演算チップの性能に依るので仕方ないと思います。
因みに、TextExpanderでも2500個程のsnippetを読み込ませたら、やはりリスト画面の表示がとても重くなりました。
この辺は、Bookを小分けにする事によって対応出来ますので、かなり快適に使えると思います。
いやもう、検索でマーカーが付くし最高です。
Tungsten T5の調子も良くないし、USB Syncケーブルも壊れたし、iPhone内での収納の仕方考えたらいよいよ完全移行しようと思います。
ちょっと、はしょった点もありますけど、それは後日まとめるとして、取り敢えず、報告まで。