2007年06月20日

旧長崎刑務所 見学-その2

2007/06/10 早朝…曇り。
雲は切れ目があるものの色が真っ黒でいつ雨が降り出してもおかしくない状態。
雨天中止という話であったので長崎の天気が心配。

まぁ、中止になったら長崎観光でもしようと取り敢えず行くことに。
実は、長崎には生まれてこのかた一度も行ったことがないのです。
旧長崎刑務所 見学-その1
旧長崎刑務所 見学-その3
旧長崎刑務所 見学-その4
旧長崎刑務所 見学-その5
博多駅…。
NagasakiPrison01.jpg
この電車に乗って…違っ。
小倉行きSONICでした。
NagasakiPrison02.jpg
来ましたこれです。
「かもめ」に乗っていきます。
NagasakiPrison03.jpg
諫早(いさはや)駅で同じホームにある島原鉄道に乗り換え。
隣の本諫早(ほんいさはや)駅まで乗ります。
NagasakiPrison04.jpg
本諫早駅から徒歩約10分。
レンガ造りの塀が見えてきました。
左側が正門です。
NagasakiPrison05.jpg
正面玄関が見えてきました。
手前の建物は諫早市が購入した土地に建てられた何かです。
聞くの忘れましたが住宅っぽい。
NagasakiPrison08.jpg NagasakiPrison06.jpg NagasakiPrison07.jpg
 正門の左側     正面      正門右側
NagasakiPrison09.jpg
長崎刑務所…。
NagasakiPrison10.jpg
いよいよ入ります。
時間は9:50頃。
10時から公開ですが、既に20人ほどが来ています。
NagasakiPrison11.jpg
どどーん!
何とも良い雰囲気出してます。
壊れてなければもっと良かったのですが…。
でも、天気が良くなってきました。
暗かったら恐くて仕方なかったろうなぁ。(;´∀`)
受付で「何かあっても責任持たないけど良い?」みたいな一文に納得して名前と連絡先を記入すると長崎新聞の記事が裏にコピーされた刑務所の見取り図が貰えます。
NagasakiPrison12.jpg
入口にて。
左に刑務所の受付があります。
地元の局かと思ったらtv-asahiが取材に…。
今日は公開最終日ですからね。
NagasakiPrison13.jpg NagasakiPrison15.jpg NagasakiPrison16.jpg
   受付     入口の天井   入口から外
天井はボロボロですが格子のデザインが良い味出してます。
玄関扉(無いけど)上部のガラスの模様が良いです。
入口の張り出し部も凝ってますねぇ。
NagasakiPrison17.jpg
再度入口から奥を撮影。
案内不要な人達はずんずん先に行ってます。
NagasakiPrison18.jpg NagasakiPrison19.jpg NagasakiPrisonMap.jpg
受付に立て掛けてある見取り図。ちょっと撮影失敗。
見学受付で戴いた見取り図も追加。新聞の方は割愛。
10時10分頃、ボランティアの方が「人が集まり次第、案内します」とのこと。
勝手に行っても良いのですが、構造上迷子になったり同じ所をぐるぐる回る人が後を絶たないらしいのと説明も聞きたいので素直に着いて行きます。
実際、案内してもらわなければ迷う事を後で理解します。
[一口メモ - その1: 長崎刑務所]
明治33年工事着工。
明治40年完成。
明治41年入所開始。
およそ12000坪の敷地。
1辺が約200m位有る。
明治政府の肝いりで造られた洋館風刑務所は千葉、金沢、京都、長崎、鹿児島の5つ。
内4つが煉瓦造りで鹿児島のみ石造り。
中でも、長崎刑務所が一番綺麗だと言われているとのこと。
NagasakiPrison20.jpg
会議室です。うー。撮影失敗。orz
全体を撮したつもりだったのですが。
かなり広いです。
NagasakiPrison21.jpg NagasakiPrison22.jpg
所長室を入り口から撮影。右は待合室?

[一口メモ - その2: 所長室]
所長室にはシャンデリアと”けやき”の1枚板の扉があったそうですが全て売り払われていて有りませんでした。
どちらも、とても綺麗で素晴らしい物であったらしいとのこと。
”けやき”の1枚板の扉と言えば、確か今年の2月にANAに乗ったときの機内誌「翼の王国」にどこかの喫茶店だか飲み屋に「金が増える扉」と言うのがあって、それは、2年位前(?)に出所不明の”けやき”の1枚板の扉を持ってきた人が「これは金が増える扉だ。要らないか?」と言われて購入して以来、その店の扉になっているといった感じの記事を見た気がするのですが…まさかそれが?
あの時、荷物になるからと機内に置いてきたのが悔やまれます。
[一口メモ - その3: 内装品売却の理由]
扉やシャンデリア等の内装品は何故売却されたのでしょうか。
実は、刑務所閉鎖後に法務省が総敷地面積38000坪を60億で諫早市に売却しようとしたのですが、市には財源が無く、「5年待って欲しい」と頼み待ってもらった。
しかし、5年後も金が無く、官舎と道路側の一部の土地のみ購入。
法務省が貴重な建築なので重要文化財として残してもらおうと考え、9億まで値を下げたのですが、市は”5年待ったら9億まで下がった。もう少し待てば5億まで下がるのではないか?”と考え、「5億になったら買います」と回答。
すると、北九州の(株)松商と言う民間会社に9億数千万で買われてしまいました。
文化財として残す気の無かった会社は、内装等金目の物を全て売り払ったそうです。
現在は、東京の2つの会社が権利を持っており、ボランティア団体によって管理されているとのこと。
[一口メモ - その4:白壁と赤煉瓦]
壁は塗装ではなく漆喰で出来ている。
6400万個…。何の数字か聞き逃してしまいました。
壁に関係するもののはずですが。
長崎刑務所を造るにあたり、700万個の赤煉瓦が焼かれ、内690万個を使用。
100年目だが本館はひび割れ一つ無い。
確かに…。
NagasakiPrison23.jpg
写真は、正門から直進している通路で、人が集まっている場所は、放射状に伸びた舎房(牢屋)群が合流する場所へと道が斜めに折れる手前です。
NagasakiPrison24.jpg NagasakiPrison25.jpg NagasakiPrison27.jpg
天井のアーチが綺麗    スライド式の窓
実は吊り天井。100年経っても特に問題なく健在。驚異。
この円形の部屋の窓は4カ所のみ円くなっている。
よく見ると窓が湾曲しています。
現在では失われた技術の代物。
もう作れないでしょうとの説明。
NagasakiPrison26.jpg
左側の鉄格子の中に入り看守の宿舎が有る通路を経由して舎房へと向かいます。
2人が歩いている通路は、(多分)食堂方面。
NagasakiPrison28.jpg NagasakiPrison29.jpg NagasakiPrison30.jpg
この辺は看守達の部屋。舎房へと向かっています。ピンぼけ。
崩壊しているので2階へは上がれません。
2階が崩落していてかなり危険。
NagasakiPrison31.jpg
いよいよ舎房に入ります。
正面は放射状に伸びた5つの舎房が合流する場所。
二階に上がる階段と舎房を繋ぐ二階の踊り場部分が完全に崩落。

途中ですが、今回はココまで。
まだまだ続きます。
旧長崎刑務所 見学-その1
旧長崎刑務所 見学-その3
旧長崎刑務所 見学-その4
旧長崎刑務所 見学-その5


posted by へじほぐ at 07:25| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
6月の見学会に長崎刑務所を見に行きました。遠隔地のこともあって、中々状況がわからずにいましたが、ブログに詳しく紹介されており、貴重な資料になりました。(市が買い取れなかったのは残念です)

上記の経緯を私のブログで引用させていただきました。(事後連絡ですいません)

なお、前村さんのブログによると、「旧長崎刑務所の保存と活用を考える市民フォーラム」があるそうです。立派な本館が何とか残ればよいのですが。 http://www.jmam.net/blog/ 
Posted by 近代建築ファン at 2007年08月18日 11:54
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