1枚の紙からミニ地図帳を作る by ALPSLAB
ALPSLABは、任意の地図を分割配置加工し、印刷後に簡単な手順で折り畳むことで表紙を含めて8ページのミニ地図帳が作成できる「ALPSLAB print」を公開しました。
1枚の紙からミニ地図帳を作るALPSLAB printを公開
これは、遠足などで作るレジメの作り方を応用した物で、地図を左右(東西)に連続して見ることが出来る物です。
隣り合うページの地形が連続しているので、ページを探す必要が無く便利です。
但し、構造上、上下(南北)方向には移動できません。
・ALPSLAB base
・ALPSLAB route
の各頁で「印刷」ボタンをクリックすると[ ミニ地図帳 ]の選択肢が出るので、それをクリックするとpdfが作られダウンロードします。
地図帳スタイル
・ミニ地図帳
最近は、手作りでこう言うのを作ることはしないと思うのでレジメの作り方を知らない人も多いのでしょうね。
これを見たとき真っ先に思い出したのがコレ
帝国書院版 連続マップ方式 東京都内地図
1988年04月10日発行 定価980円
(裏表表紙は同じ絵なので価格とISBN付の裏表紙を表示)
(表紙)縦21cm×横11.5cm(地図部は横が4mmほど短い)
この地図の特徴は、東西方向が小金井から江戸川まで一枚の絵として見ることが出来ること。
そのため、ページを探す手間が省け現在地から目的地へのルートを容易に考えやすい。
私は、歩くのが好きなので、鞄の中にコレを必ず入れて都心を歩き回った物です。
番地まで入っているので住所しか知らない目的地を特定し易いです。
因みに、表紙が地図よりも横が若干長い理由は、ここに上下方向の分割番号を入れているためです。
連続した地図であるためには、見開きの地図の左右にスペースを入れる訳にはいきません。
ですから苦肉の策として、ここに番号を書いているわけです。
これにより、巻末にある公共施設や主要企業の場所を特定し易くすることが出来ます。
残念なことに現在新しい地図は作られていません。
なので、現状はかなり変わっていて使えない部分も多いと思います。
コレは、新刊で購入したのですが、道路が変わる度に書店の地図コーナーを覗くものの新版が出てないのでがっかりしてました。
そう言うわけで、今回のALPSLABの発表はうれしかったです。
ただ、南北にスクロールできないと言う点から、地図を回転した状態で印刷できれば、ルートを左右に持って行けるので良かったかな。
文字を必ず北を上にしていれば、一見、見にくくはなるけれど、見易い方向に回せばいいし方角が判りにくくなることはないですから。