iTunes ver.7

iTunesがver.7となり、見栄えもかなり変わったので使用感などをレポートする。
[ 変更点 ]
・iTunesのアイコンの音符の色が緑から若干薄い青に変更。
・iTunesのアイコンのDiscの傾きが微妙に起き上がっている。
ソース:
Podcast:従来、「ムービー(以前はビデオ)」、「Podcast」、「ラジオ」は、単独ジャンルとして存在していたけれど、「ミュージック」はライブラリの中でしか見られず、ここに、全ジャンルが含まれていたため目的のモノを捜すのが非常に面倒くさかった。
- 従来「ソース」と書かれていた項目名はなくなり、大項目として「ライブラリ」、「Store」、「プレイリスト」が設けられ、それぞれのサブディレクトリとして各項目が整理され表示されるようになった。
- 今までライブラリ項目の中に「ミュージック」、「Podcast」、「ムービー」が一緒くたにまとめられていたのを分割整理。
- 「ライブラリ」と言う項目自体は選択できなくなり、「ライブラリ」の中のサブディレクトリとして「ミュージック」「ムービー」「テレビ番組」「Podcast」「ラジオ」が設けられ、他ジャンルとの混在が無くなった。
- また、iTVのサービスを見据えてか「テレビ番組」の項目が追加されている。
- 「パーティシャッフル」項目が「プレイリスト」のサブディレクトリに移動。
- 「プレイリスト」に「90年代ミュージック」項目が移動し、名前が「90年代の曲」に変更。
- 「プレイリスト」に「ミュージックビデオ」という項目が追加された。
- アイコンが一新された。
それは、ブラウザを使えって事だったのでしょうが、スクロールで済むのにわざわざブラウザを開く必要はないと思ってただけに嬉しい変更。
ブラウザ:
- 画面右上に有った「更新」ボタンが画面右下に移動。
- お互いのしっぽを咥えようとする蛇のような丸いアイコンも横に細長い「更新」の文字だけのボタンに変更。
合計時間表示:
- 目玉のアイコンでおなじみのボタンが画面右上から右下に移動。
- 従来ライブラリでしか使用できなかった「ブラウザ」ボタンが「ラジオ」と「パーティシャッフル」以外で使用可能になった。
アルバム表示:
- 47.2分という風に秒が小数点以下で表示されていたのが秒もきっちり表示。
- しかも、筆者のでは、現在、4単位表示されており、どう考えても「日」が表示されているようだ。(前からそうだった?)
例:2:21:11:22 ( 2日 21時間 11分 22秒 )
容量が増えて「年」の表示まで出ることがあるのだろうか?
ディスク作成:
- 画面右上。検索ボックス左に3つの表示方法切り替えボタンが追加された。
- 3つの表示方法は以下の通り。
- 従来のリスト形式表示。
- タイトルの左にアートワークを配したリスト形式表示。
- CoverFlow風のジャケットをめくる感覚で選択できる方式。
下部に従来のリスト形式表示も有り、現在、演奏中の曲周辺の曲が判る。
勿論、スクロールによって他の曲目も見ることは可能。
ジャケットをめくるとそれに合わせてリスト表示も移動する。(コレは秀逸)
ジャケットをめくり現在演奏中の曲が見えなくてもしばらく放置していると ジャケットが現在演奏中の曲のアルバムに移動する。
但し、この際、下部のリスト表示は追従しない。
次の曲に移った際に、リストは現在演奏中の曲の場所に移動する。
現在演奏中じゃない曲をリストで選択すると表示のジャケットが選択したものに移動する。
この時も、放置しているとジャケットは現在演奏中のものに移動する。
この表示方法切り替えボタンは、「Podcast」、「ラジオ」以外で有効。
但し、「パーティシャッフル」のみ2番目のボタンは使用不可。
省略:
- 画面右上にあった「ディスク作成」ボタンがアイコンでなくなり画面右下に移動。
- 「Store」の「購入したもの」と「プレイリスト」で使用可能(パーティシャッフルを除く)。
- 画面右下にあった「イコライザ」と「ビジュアライザ」ボタンが消滅。
[ 雑感 ]
今回の変更は色々あるけれど、個人的にはCoverFlow風のジャケット選択画面がツボです。
しかも、ジャケットの下部に従来のリストも表示されていて使い勝手は数段上がっています。
しかし不満点もあります。
- ジャケットの表示は斜め上からの見下ろしにして欲しい。
- ジャケット下側の映り込みはもう少しくっきりとカラーにして欲しい。
- ジャケットをマウスが触れたときにジャケットを揺らがせて欲しい。
- 重なっているジャケットの1つを選ぶとわずかに飛び出すようにして欲しい。
- アートワークを入手してもCoverFlow程のアートワークを取得できない。
色々考えたところ、CoverFlowはAmazonからアートワークを取得し、iTunesは、iTunes Storeから取得しているのではないかと思い当たった。
実際、CoverFlowではアートワークが有るがiTunesにはないアルバムをiTunes Storeで検索掛けてみると存在しないがAmazonにはあった。 - Album Artworkフォルダーを外部記憶装置に移せない。


まぁ、不満点の多くは、ただでさえ重くなった動作を更に重くする要因になることは間違いないので省かれたのかも知れない。
なくても困りはしないし。
CoverFlowは、今回でAppleに買収されたため単独ソフトのダウンロードが(見かけ上)出来なくなっていて残念。
ギミックの点でだけですがCoverFlowはHDDに残すことになりそうです。
ただ、内部での使用期限日設定によって使えなくなるかも知れません。
つい最近アップされた最終のRC1は、2006/09/30までの期間限定です。
ただ、その前のver.0.990は無期限だったような気がします。
そのうち判りますが。
(2007/09/09追記)
CoverFlow ver.0.990も2006/09/30までの期間限定でした。