2006年09月10日

Macの小道具:(マウス) Safari RFID WirelessMouse

(マウス) Safari RFID WirelessMouse/domina

Safari RFID WirelessMouse.jpg

昨年末。
Wireless Optical Mouseで何か良い 物は無いかと秋葉原を探索してたら
こんなの見つけた。


これ、RFIDで動作する非接触マウス。
簡単に言えば、お仲間はJRの"suica(スイカ)"と言えば判ると思う。
地方の人だと判らないかな?関西だと"ICOCA(いこか)"だけど…他は…。

構成・特徴:
・Mouse Pad(USBケーブル付き)
・Mouse
  • - 2 Button + 1 wheel & Click Mouse
  • - Optical Mouse
  • - 電源非内蔵
  • - ケーブル無し
動作機種:
・IBM PC or Compatible
・Macintosh
動作OS:
・Windows Me/2000/XP/2003
 (Mac OSの記述無いけど、USB使えるならどれでも良いと思う)
仕組み:
1.Mouse Padの中のタグリーダーが制御信号を含む電波を発信する。
2.Mouseの中のICタグのアンテナが電波を受け、電磁誘導などにより
  起電力を発生させる。
3.Mouseの中のICタグの回路が動作を始め、マウスの状態をICタグの
  アンテナから発信する。
4.Mouse Padの中のタグリーダーが電波を受信し、
  情報を解析してMac(or PC)に送る。
5.Mouseを動かすと、Mouseは光を用いて自分の移動方向・距離を
  検出し、Mouse Padに情報を送る。
6.Mouse Padは、受け取ったMouseの移動情報をMac(or PC)に送る。
7.Mouseは、Buttonをクリックしたり、Wheelを動かした場合も
  同様にMouse Padに情報を送り、Mouse Padがそれぞれの状況に応じて
  処理を行う。
長所・短所:
1.MouseがWirelessなので、ケーブルの引っ掛かりや絡まりを
  気にする必要がない。
2.Mouseに電池等の独立した電源を必要としないのでメンテナンスが楽。
3.必要にして十分のButtonの数。
4.Optical Mouseなのでメンテナンスが楽。
1.対応したMouse Padの上でないとMouseは使えないので、
  出先での使用には不適。
2.同様に、機種を変えて使うのにはMouse Padの取り外しが必要で面倒。
3.同様に、Mouse Padを置くスペースを必要とする。
価格:
・秋葉原の秋葉原卸売センターにて2005/12/30の時点で1980円。
寸法:
Mouse Pad
・全長=約245mm(内Pad部 約200mm)
・幅=約160mm
・厚さ=約15mm(Max)(Pad部 約3mm)
Mouse
・全長=約115mm
・幅=約65mm
・高さ=約30mm(Max)
ラベル説明(MousePad):
RUN:動作確認ランプ。
 Mouseを動かしている時、正常動作していれば緑ランプ点灯。
PWR:電源ランプ。
 Mouse Padへの電源供給時に赤ランプ点灯。
TUNE:Tuning Button。
 Mouseの挙動不振時に、このButtonを押すと調整開始。
その他:
・Mouseは、Padから10mm位までの高さなら、離しても使用可能。
 但し、ButtonやWheelは問題ないが、Mouseの移動検出は光で
 行っているので、Mouseの下に板状のものを敷く必要がある。
 もっとも、こんな使い方はしないけど。
・スリープ時にMouseを操作しても、スリープ解除しないので注意。
雑感:
いやはや、これは素晴らしいです。
初めて見たときは、どこのトンデモグッズかと思いましたが、
使ってみると思いの外使い易い。
Safariって名前もMacに合うし。
贅沢言えば、Laser Mouseだともっといいな。

RFIDとは:
・Radio frequency identificationの略
・RFタグと言う、ID情報を埋め込んだタグを用いて、電波による
 非接触通信を行うシステム。
・RFタグには、パッシブタグ(受動タグ)とアクティブタグ(能動タグ)
 が有る。
※このマウスはパッシブタイプのタグで、お仲間にはsuicaの様なICカードが有ります。
パッシブタグとは:
・タグリーダー・ライターと呼ばれるコントローラーから電波を受ける
 ことにより、発電し動作するRFタグのこと。
 (このMouse Padには、ライター部分は必要ないので無いと思う。)
 そのため、電池を内蔵する必要がない。
・パッシブタグは、タグリーダー・ライターから電波を受ける際に、
 その一部にID情報を載せ反射する。
 反射波の強度は非常に弱いため、通信可能距離は短くなる。
・IC自体にアンテナが埋め込まれている物も有り、その際の通信可能距離は
 数cm程度。
・安価に生産でき、半永久的に使える。
アクティブタグとは:
・電池を内蔵し、自ら電波を発信するタグ。
・電源を内蔵するため、通信距離が長い。(10m〜100m)
・情報を自発的に発信できるので、センサー用途への使用が考えられている。
 (定期的に発信したり、センサーで常に監視し、異常時に発信するとか)

2007/04/14追記
外付けHDDなど外部のUSBハブに接続する際の注意:
スリープからの復帰に、このマウスボタンのクリックやTUNEボタンが使えないことは上述の通りですが、接続しているUSBハブの電源が切れると当たり前のことですがマウス操作ができなくなります。

電源切断によりUSBのマウントが切れているだけなので、USBハブに通電されれば認識されるはずです。

しかし、外付けHDDに繋がっていて、それが省電モードで電源オフ状態にある場合、HDDが復帰しないことには通電されません。

困ったことに、外付けHDDからマウスのUSBコネクタを抜いて接続し直しても復帰してくれないのです。
では、どうするか。

1.外付けHDDの電源を入れ直す。
2.キーボード操作でなんとかして外付けHDDの中を覗く。
3.外付けHDDに保存してあるデータにアプリケーション
  からアクセスする。 (iTunesで音楽再生など)
4.PalmなどのPDAを外付けHDDにUSB接続しHotSyncする。
  以上のような方法があります。
私は、4の方法で復帰させてます。


posted by へじほぐ at 17:16| Comment(0) | MAC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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