2010年09月11日

映画 瞳の奥の秘密

先日、「瞳の奥の秘密」KBCシネマ1で観てきました。 面白かったです。
リンク先は、トレーラーが流れるのでご注意ください。

【あらすじ】
刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に起きた一人の女性の殺人事件がどうしても忘れられず小説にしようと考える。理由は、妻を殺された男性の妻への想いが強烈に印象に残っていたからなのだが、それは自身のある感情をどうしても消せずにいる原因でもあったからだった。
小説を書く事を決意したものの、出だしから一向に書き進む事が出来ず、元上司のイレーネの元を訪れる。 過去の事件を洗い出す事により、ストーリーのイメージを膨らませると共にイレーネに原稿を見せてアドバイスを貰おうと思ったからだ。 それに、彼女と会って世間話もしたかった。 彼女とは、事件が一応の解決を見た後に身の安全のために田舎の職場に転勤になって以来会っていなかったのだ。
小説の原稿を読んだイレーネは、「この時どういう気持ちで挑んでいたか。自分の想いを思いだしたらいいんじゃない」とアドバイスをする。 ベンハミンは、その言葉を噛みしめながら事件のことを調べ直し、そして殺された女性の夫リカルドを探し始める。
彼にはどうしても聞きたいことがあった。「どうして、亡き妻のことをずっと想い続けることが出来るのか?今もまだ妻を愛しているのか?」
彼の答えは、自己にわだかまる想いを払拭出来るかもしれない。
【感想】
これは、昔の事件の回想を借りた恋の物語です。 事件が解決していく下りと、その後の理不尽な展開は、刑事物としてもなかなかどきどきするものです。 タイトルには、3組の瞳が込められているように思えます。 妻を殺されたリカルドの瞳。殺人犯のイシドロ・ゴメス。そして、ベンハミン。 それぞれの、瞳の意味は違いますが、事件を解決する手がかりとなり、想いを見抜かれる重要な鍵となっていて面白いです。 また、「A」が打てない壊れたタイプライターが、しゃれた小道具となっており、おもわず「巧い」とうなってしまいました。 夜中に目覚めたベンハミンがメモに「TEMO」と書き、それを遊びに来たイレーネが見つけ、「怖い?」と首を傾げ意味を尋ねるのですが、ベンハミンは「夜中に思いついたんだ」とはぐらかすのです。 後で、一人になったベンハミンが「A」を付け加えると別の意味が浮かび上がってきます。 物語は、過去と、現在がオーバーラップしながら話は進んでいきます。 過去と、現在で似たようなシーンがあり、それでいながら別の会話、別の動作をするのも面白いです。 この映画監督はとてもしゃれたセンスの持ち主だと思います。
ただ、25年後に判った事件の顛末は、ある程度予測は出来たものの意外なものであり色々合点がいくものだったのですが、それをベンハミンがどう処理したのか明かされなかったのが残念です。 おそらくそのままにしたのでしょうけど、それで良かったのかどうか。 もし自分がベンハミンだったらそのままにしたでしょう。でも、難しい選択です。知らなければ良かったと後悔するでしょう。 だからこそ、最後に自分の気持ちに向き合ったベンハミンがどこをもって吹っ切れたのか知りたいところです。
イレーネの嬉しそうに最後にいった言葉「難しいわよ」が印象的でした。 素晴らしい映画です。
現在、シネ・リーブル博多駅で上映中の「フェアウェル」とこの映画はタイアップをしていています。
映画上映期間中のキャンペーンなのでご注意ください。

1.両方の映画の半券を応募用紙に貼り、各映画館でスタンプをもらう。
2.応募用紙で希望のプレゼントを選び、必要事項に記入する。
3.いづれかの映画館の応募受付箱に投函するか受付に渡す。
4.抽選で当選した方に連絡がある。
5.プレゼント受け取り。

以上。
posted by へじほぐ at 06:52| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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