2010年08月31日

映画 Le Grand Blue 完全版

2010年08月27日(金)にグラン・ブルー 完全版 - デジタル・レストア・バージョン - をKBCシネマ2で観てきました。
※リンク先は、トレーラーが流れますのでご注意ください。
これは、元々の168分の完全版の退色やシミ、キズ、埃などをデジタル処理によって除去ないし修正を施したものです。

Le Grand Blueには、以下のバージョンがあります。
1.完全版の一部を削り修正した第41回カンヌ国際映画祭用のオリジナル版(137分)
2.アメリカで長すぎると更に削られた国際版(120分)(邦題:グレート・ブルー)
3.実は更に長いものがあると判って上映された『Le Grand Blue / VERSION LONGUE』完全版(168分)(邦題:グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版)
4.作品10周年記念リバイバル上映『10ans Le Grand Blue / VERSION ORIGINALE』(137分)(邦題:グラン・ブルー / オリジナル・バージョン)
5.グラン・ブルー 完全版 - デジタル・レストア・バージョン(168分)
【あらすじ】
海を愛し、海に愛される青年、ジャック・マイヨール。 8歳の時に海の事故で父親を亡くして以来、育ったギリシャを離れて各地を転々としていた。 しかし、23年ぶりに再会した2歳年上の幼なじみエンゾ・モリナーリにフリー・ダイビングに誘われエンゾと共に大会に出場するとあっさりと優勝してしまい、以来、その魅力にとりつかれていく。
世界チャンピオンの座を奪われたエンゾは、ジャックとの友情は持ちつつも彼に勝つことを目標とし張り合っていく。
また、アンデスの山奥で出会ったジョアンナ・ベーカーは、ジャック・マイヨールに一目惚れし、ジャックがシシリー島でのフリー・ダイビングの大会に出ると知るや会社に嘘をついて出張を作り追いかけていく。
海にとりつかれた2人の青年とそれに魅せられた1人の女性の美しく、楽しく、悲しい、友情と恋の物語。
【感想】
非常に面白かったです。 まず、デジタル・レストアにより甦った映像が非常にきれい。 少年期の回想シーンはモノクロなのですが、石の白がとてもきれいで、また海の泡や町並み、岩肌などがくっきりしています。 音楽もとても良く、シーンにマッチしたものでとてもスムーズに観られます。 2時間48分という長丁場で仕事上がりの20:40からのレイトショーだったので、途中寝てしまいやしないかと心配だったのですが、全く眠くならず画面に釘付け状態でした。 この映画は、映画館で観たことはなく、TVでも通しで碌に観たことがなかったのですが、こんなに引き込まれるとは思ってもみませんでした。 観客は、映画最終日の最終回だったのに60人近くいました。 レイトショーと言うこともあるのでしょうけど、人の多さにちょっとびっくりです。 上映している(していた)映画館は少ないと思いますが、観る機会が有ればご覧になると宜しいかと。 日本人選手が、何しに来たんだって感じでバカキャラ扱いされるのがなんですけどね。




posted by へじほぐ at 23:04| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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