2009年03月17日

2009年3月の映画(福岡)

2月、3月は毎週映画か美術館か博物館に行ってて自分でも驚きの状態です。
そして、それはまだ続きそうだという…。
先週の土曜日から月曜まで3連続で映画だし、日曜は2本連続という…。
本当は、行く予定のものを紹介するつもりが既に見てしまい、感想付きネタバレとなってしまったので続きに移しました。
ピアノチューナー・オブ・アースクエイク
永遠に歌う人形にしてしまおうと歌姫を殺し、さらう科学者。
その科学者に、呼ばれたピアノ調律師。
科学者は彼に機械のチューニングを依頼する。
ピアノ調律師の自分が機械の調律?
しかし、何故か調律することが出来、そしてそうすることが楽しくなるピアノ調律師。
ある晩、歌声に気付き窓から外を見ると1人の女性がいることに気付く。
ファンタジー…です。多分。
結局、何が何だかよく判りませんでした。
人間関係がどうなっているのか。
一体どこの世界にいるのか。
謎はいつか判るのかと思っていましたが最後まで判らず仕舞い。
幻想的な映像の映画です。
面白い所はあるのですが、ちょっと、不完全燃焼です。
シネテリエ天神では3/13で終わってしまいました。
ホルテンさんのはじめての冒険
まじめで欠勤などしたことのない列車の運転士ホルテンさん。
ところが、いよいよ定年を迎える前日の晩から歯車が狂いだし、あろうことか最後の運転の日に遅刻して乗り遅れるという事態に…。
あまりのことに動転して、同僚に呼び止められるのを振り切り逃亡してしまいます。
とことんコメディかと思っていたのですがあまり笑えませんでした。
というのも、ホルテンさんが色んな事から逃げ出してばかりな上に、不法侵入、窃盗をし、嘘をつくのでなんか同情もしづらい状況だったからです。
出だしの電車の運転シーンや雪道を走る電車など綺麗で興味深かっただけにちょっとがっかりしました。
興味深かったのは、
とある人「日産が日本語だって知ってたかい?」
ホルテン「いや」
とある人「だろ。スウェーデン語ならまだしもな」
と言うくだりや、ウィスキーを勧められて呑むシーンでは、サントリーの「響」を呑んでいたところ。
日本びいきなのかなと思いました。
ノルウェー映画です。
シェルブールの雨傘】デジタルリマスター版
港町シェルブールで愛を育む自動車整備士のギィと傘屋の娘ジュヌヴィエーヴ。
しかし、ギィは兵役となりアルジェリアの戦争へと向かい2人は離ればなれになります。
永遠の愛を誓い合う二人ですが、2年の月日はジュヌヴィエーヴにとって長く辛いものでした。
遠距離恋愛は難しく金持ちには勝てないという話。
名作がデジタルリマスターになって再上映。
暗い部分の傷や汚れは少し感じられますが、とても良い発色をしていてとても素晴らしかったです。
勿論話も良かったのですけど。
全ての台詞がミュージカルなのは面白いとは思いますが、少々辟易とすることもあります。
でも、素晴らし映画です。そして素晴らしいデジタルリマスター。
DVDは出るそうですけどBDは出ないのでしょうか?
プレイヤー持ってないですけどBDで欲しいです。
因みに、DVDで出すにあたって、日本の映画会社(ハピネット)がデジタルリマスターを作ったようですね。
一度見たことのある人でも楽しめると思いますので是非お勧めしたい。
悲恋と思う人が多いかも知れないですけど、私は、実は四方丸く収まっているような気がしました。
最後のジュヌヴィエーヴの表情が幸せでないことを意味するのか、申し訳ないと思ってのことなのかちょっと気になりますけど。
シネテリエ天神では期間中、シェルブールの雨傘のジュヌヴィエーヴをイメージした人形とその友人という設定の人形が2体展示されています。
シネテリエ天神では4/10まで。
ロシュフォールの恋人達】デジタルリマスター版
港町ロシュフォールで繰り広げられる、双子を中心にした各人各様の恋模様。
もう最高です。
踊りも、音楽も素晴らしい。
ご都合主義な恋の展開に呆れてはいけません。
こんな出会い方が有っても良いじゃない的な寛容さで純粋に楽しむべき。
絶妙なすれ違いがもどかしい。
また、コミカルで明るい画面に釘付けです。
恋する人が「遠くにいるのか近くにいるのか」がテーマ?
双子の歌は、口ずさむほどお気に入り。元気が出ます。
そして、ルノーのトラックやami6、MGB mk-1、シトロエン2CV、シトロエンDSが現役で綺麗なまま走っている(当たり前です)のが最高に嬉しい。
観た後とても気分が良くなるので観て欲しい映画。
シネテリエ天神では4/10まで。
いのちの戦場-アルジェリア1959-
1959年7月、カビリア地方の山岳地帯。
戦死した中尉の後任として対FLN(アルジェリア民族解放戦線)前線基地に赴任したテリアン中尉。
正義の理想に燃えていた彼だが、戦闘の過酷さが徐々に彼の精神を蝕んでいく。
フランスにとってのアメリカのベトナム戦争を意味するアルジェリアの独立戦争時期の対ゲリラ戦争を描いた戦争映画。
当初は、FLNの残酷さを見せていたけれど、徐々に仲間を失うにつれ憎しみの連鎖でフランス軍も虐殺を始め救いようのない状態に。
もう、どっちが善とか悪とか関係のない泥沼の戦争。
その中で苦しみ殺されていくのは弱い民間人という不幸。
シェルブールの雨傘の舞台が1958年頃からでギィがアルジェリアにいる時期が1959年と一致していて併せて観ると更に奥の深い映画になります。
ギィは前線には行っていないと思いますけど。
シネテリエ天神では3/20まで。
その他の注目作品-4月公開-
・オリンダのリストランテ
・島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん
・女工哀歌(エレジー)
・タカダワタル的ゼロ


posted by へじほぐ at 02:57| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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