iPhoneは、iOS4だとMacないしWinとUSB接続すると(iTunesの起動不要)自動的にパソコンの時計と時刻合わせをしてくれますが、1分以内の精度でしか合わせてくれないようです。
つまり秒単位では合わせてくれない。
折角Macを日本標準時に合わせても意味がない。
現在、うちのiPhoneは、日本標準時から約50秒進んでいます。
そして、何度時刻をずらして接続してもiTunesで同期しても、Macから約50秒進めてくれます。
当初は、こんなにずれていなかったし、10秒とか30秒進んでいる時もありました。
このことから考えると、丁度時刻差が1分生じた時に時刻合わせをすると一致すると思われます。
徐々に時刻のずれが大きくなっているのでまもなく1分の差が出るでしょう。
その時に、時刻合わせすれば時刻がほぼぴったり合うと思われます。
まぁ、時計は進む方向にずれているので実害はほぼ無いのですけどね。
iPhoneの「日付と時刻」の時・分のシリンダーを回している時は内部の秒針が止まっているようなので、Macの時計との時刻差を見て、秒が一致するであろう位置にMacの時計の秒針が来るまでシリンダーを上下に行ったり来たり動かしてから分を合わせて「自動設定」をONにしたところ、0秒差まで合わせられました。
取り敢えずこれで合わせるようかな。
(2010/09/15追記)
「USB接続すると」時刻合わせをすると書きましたが、どうもそうでもないようです。
1.「日付と時刻」の「自動設定」をオンにした直後に時刻が動く。
2.「機内モードを」をオンにしても機能する。
つまり、
・セルラーからの電波を拾って時刻合わせをしていない。
・パソコンの時刻と同期しているわけではない。
・iPhone内部の何かと合わせているようだ。
では、何と合わせているのかというと、推測になりますが、Backup時の時刻を正として内部クロックの積算値から計算して表示しているのではないでしょうか。
となれば、同期時にBackupをしているわけで時刻は合うはず。
1.MacないしPCの時刻を合わせる。
2.同期を取る(直後の時刻は”ずれ”が増えている気がします)
3.iPhoneをリセット(電源ボタン長押し→電源オフ→→電源ボタン長押し)
4.秒が判る時計などで時刻確認
殆ど合っているみたいです。
【注意点】
MacやPCの時刻は自動設定していてもネットワークの混雑状態によってずれが生じることがあります。
まず、サーバーに繋がらないと時刻は合わせられないのと、ネットワークの遅延による誤差も生じるからです。
特に、サーバーとのネットワークに距離があるとずれが生じやすいです。
また、パソコンでの作業時に負荷が掛かり内部クロックからの計算に遅延が生じて時刻がずれる事もあります。
実際、TOKYOのNiCTのサーバーに繋いでいましたが、たまに、9秒ずれていることがあります。
なので、近場のNTPサーバーに繋ぐことにしました。(福岡大ではないです)
実は、福岡大学に試しに繋いでみたら時計の針が止まったり2秒進んだりしていました。
今でも近かろうともきついのかうちのISPからは遠いのか判りませんけど。
取り敢えず、自分が使っているISPがNTPサーバーを持っているならばそちらに繋ぎ、そうでないならば、
こちらのサイトの「NTP」の項目を参考にして、設定すると良いと思います。
【おまけ】
Mac OSX 10.1〜10.6.4の「システム環境設定」の「日付と時刻」のアイコンに書かれている「18」と言う数字は、
Mac OSX 10.1 Pumaのプレスリリースの日付に因んでいると思われます。
と言うのも、それ以前のMac OSXでは、「時計(clock)」と「日付(date)」がそれぞれ別に存在していたからです。
また、Mac OS9の「コントロールパネル」の「日付 & 時刻」のアイコンに書かれている「23」と言う数字は、Mac OS9の米国発売日である1999年10月23日に因んでいると思われます。
探したけどどこにも見つけられなかったので書いてみました。
ちゃんと探せば出てくることなのかも知れませんけど。
【おまけ2】
何故?秒の数字と秒針の位置が1秒ずれているのか不思議。
これは、秒針が止まったり2秒進んだりしていたことと関係有るのかな?
多分Macを再起動したら直るとは思いますが…。
(2010/09/18追記)
どうも、「2010/09/15追記」の方法でも合わないですね。
現在、ほぼ1分のずれが生じています。
で、これがうまく合わせられない。
海外で書き込まれている解決方法を試してみるも駄目ですね。
もう少し、試してみます。
因みに、Macの時計の秒針と数値ですけど、Macの電源切って起動したら直ってました。